高齢出産のリスク報道が過熱
最近、テレビも雑誌も高齢出産のリスク報道が過熱しているものだから、
私の周りの30代女性は焦り、
40代女性からは蚊帳の外に疎外されているようだという
発言が聞こえてきます。
私自身、ターゲットゾーンに入っている一女性ですが、
自分なりにはある程度の計画性を持っているので
人様から突っ込まれてもさほど気にしませんが、
昨今の男性視点の報道には少しばかり違和感を感じていました。
書いてる記者さんだっていきなり女性の視点にはなれないだろうし、
読者は男性がほとんどだからそれが悪いとは言えないのですが、
たまたま見かけた週刊誌のあるコラムが
そのモヤモヤをすっきり晴らしてくれました。
6/22号の「週刊現代」に連載中のコラム
酒井順子「その人、独身?」は、
「女性手帳」に絡めた妊娠の高齢化がテーマ。
女性達は、妊娠の高齢化のリスクは以前から知っていたし、
したくてもできなかったのが本当のところではないか。
今になって高齢出産のリスクばかりが啓蒙されはじめたことで
男性陣が慌てふためいて「やっぱり結婚するなら
20代の女性にしよう」という焦っていることで
30代以降の女性の妊娠のチャンスは
ますます損なわれているのかも?なんて話。
おもしろかったのは
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「したいのは山々!啓蒙するなら男性をしてほしい!」
というのが、多くの女性達の意見かと思います。
何せ女性は、役割としてはキャッチャー側であるわけで、
ピッチャーが「投げる気ないっす」「面倒臭いっす」と言っているのに、
「さぁ来い!」とミットを叩いても虚しいだけなのですから。
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高齢出産のリスクに関しては女性の体の問題が大きいけれど、
不妊の原因の半分は男性側にあるなんて事実も
知らない男性が少なくないかもしれませんね。
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